当店で扱うダイニングテーブルはすべてオーダーメイド(受注生産)です。
そのため選択できる要素が多く、何を基準に検討して良いか分からない方もおられるかもしれません。
こちらのページでは、ダイニングテーブルを探す時のポイントになる5点をご紹介しております。
天板の木材は、以下の4木種から選べます。それぞれに特徴があり、異なる雰囲気を楽しんでいただけます。
①パイン(松) ②ホワイトオーク(ナラ) ③レッドオーク(ナラ) ④ホワイトアッシュ(タモ)
●パイン材は、松の木です。柔らかく加工がしやすいため、古くから世界中で住居や家具の材料として使われてきました。丸い節がほぼ全面にあり、木材内部に松脂などの油分を多く含みます。柔らかいため傷がつきやすく、反りも起こりやすいですが、ひび割れはほとんど見られません。繊維内の油分が酸化することで色が経年変化しアメ色に変わるとよく言われます。ペンキで塗装した場合は、木材の痩せによる塗装割れ、松脂が表面に出て変色するなどの減少が起きます。 | ●ホワイトオークは、ナラの仲間です。硬く重く加工はしにくく、繊細な木目から応接室の壁や建具に使われるなど高級材として活用されています。節はほとんど見られませんが、あると逆にポイントになり素敵です。傷はつきにくく、反りも起こりにくいですが、まれにひび割れが発生します。ペンキで塗装には向かず、ペンキ塗装には類似種のレッドーオークがおすすめです。独特の色、木目を残したクリア色仕上げはとても素敵です。 |
●レッドオークは、ナラの仲間です。ホワイトオークよりも軽く柔らかく、加工がしやすいです。ホワイトオークよりもタケノコ状の木目がはっきりして見え、荒々しさがあります。節はほとんど見られません。ホワイトオークよりも、反り割れが起こりにくく、ペンキ塗装に向いています。オークの繊細な木目を活かしたグレーペイントにはこちらが適しています。ワックスやオイルの染み込みも良く、濃い目の染色にはこちらがおすすめです。 | ●ホワイトアッシュは、タモの仲間です。日本のタモ材よりも白色が強く、黒い筋も見られずとてもピュアな印象です。硬く傷やつきにくいですが、少し反りやひび割れが出やすい印象です。レッドオークよりも更にタケノコ状の木目がはっきりと見られます。節はほとんど見られません。木そのものの色がホワイト~クリームといったとても薄い色なので、明るい色目のワックスやオイル仕上げが素敵です。 |
様々かな形の脚から選ぶことができます。
webサイト上では定番のサイズをいくつかご用意しておりますが、mm単位でサイズオーダーも可能です。
<1400mm> コンパクトな4人掛けサイズ | <1600mm> ゆったり使える4人掛けサイズ | <1800mm> ぴったり6人掛けサイズ | <2400mm> 大きな8人掛けサイズ |
天板は通常、蜜蝋ワックス(BRIWAX)か、オイルステイン(Planet color)で仕上げます。
脚は上記2種に加えて、南仏の色合Provence、多様なGRAFFITI PAINTも選べます。
蜂の巣や植物油から作る イギリス製蜜蝋ワックス | 耐久性の高く、自然素材100% ドイツ製オイルステイン | 南仏プロヴァンス地方の色合い を再現した含石灰塗料 | 多様な色合いから選べる さらりとしたVOCフリー塗料 |
【BRIWAX 蜜蝋ワックス】
大昔から家具の仕上げに使われてきたもので、扱いやすく塗り足しも簡単ですが、反面水拭きや熱で表面のワックスが剥げます。
基本は乾拭き、汚れが付いた時は硬く絞ったみ水拭き、表面がカサついてきたなと思ったら塗り足しが必要です。
我が家のテーブルはワックス仕上げですが、うっすら色ムラが出て、表面がカサツキ、いい感じにアンティーク感が出ています。
あまり綺麗さを重視されない場合は、こちらおすすめです。
【オイルステイン】
木肌を直接楽しめるナチュラルな仕上げです。天然原料を元に作った着色&保護機能を持った塗料です。顔料(色の粉)を含んだ植物油を木の繊維に染み込ませて硬化させるので、耐水性が高く、色ムラも起こりづらいです。
基本のお手入れは乾拭き、汚れが付いた時は硬く絞ったみ水拭きして下さい。水拭きや布を強くこすりつけると色移りすることがあります。表面がカサついてきたなと思ったら塗り足しのタイミングです。非常に簡単にお手入れが出来ます。アルコールは非推奨。
【ウレタン仕上げ】
表面をプラスチックの膜のようなもので覆うので、耐水性が最も高いです。直には木肌に触れられません。
艶あり/艶消しが選べますが、艶消しでもオイルステインよりもピカピカします。市販の家具に多い仕上げです。
衝撃や摩擦により劣化し、使用のうちにウレタン塗膜が傷つき、剥げてくることもあります。ご家庭でのお手入れは困難です。
届いた時は綺麗で耐水性もありますが、時間がたつほどに使用感が出てきて、補修ができないのが難点です。
お好みで、引き出しを加えたり、幕板をアーチにしたり、足元のスペースを広くとったり。
綺麗めなアンティーク風にしたり、汚れたブロカント風にしたり、ジャンクな材料を使ったり、お気軽にご相談ください。
カトラリーや雑貨を収納できる抽斗、 真鍮やガラス取っ手を選べます。 | 天板の下の幕板を、フランス家具調に アーチ型に変更できます。 | 足元のスペースを広く取るために 幕板をえぐることもできます。 |
下地に塗った黒が少し見え隠れする 綺麗めなアンティーク仕上げ。
| 傷や汚れ(ワックス)を強めにつけた 使い古したアンティーク仕上げ。
| パレット廃材を再利用した ジャンクな風合いのテーブルも。
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